シルバーの需給をファンダメンタルで考える

シルバーの需要と供給についてファンダメンタル面から考えてみます。

silver institute のレポートから2023年の需要と供給についての概要

1.供給

シルバー年間供給 2023年予想 10億5500万オンス

銀の供給量は、2023 年に 4% 増加

銀鉱山の生産量は、 2023 年に 5% 増加

銀のリサイクルの増加はより控えめで、量は 3% 増加

2.需要 

工業用:50%

太陽光12%(1.2億オンス)、電材21%(2.2億オンス)、その他工業17% (1.9億オンス)

宝飾:25%(2.5億オンス)

バー&コイン:25%(2.7億オンス)

3.在庫

先日投稿した通り、少なくなっている。

4.2023年3月3日silver insutituteのニュースより

・太陽光の需要が大きなるとのこと

・シルバーをできるだけ少なくするよう改善しているがそれでも需要はのびる

(添付の画像を参照)→2050年までに現状発電量の15倍から60倍に増やす

以下抜粋

研究「太陽光発電の銀の学習曲線と2050 年までの正味ゼロ排出のための銀の需要予測」最近、 Progress in

Photovoltaics で発表された、太陽光発電業界が銀の使⽤を減らす⽅法を確⽴したとしても、「結果は、現在の銀消費量の削減率は、太陽光発電業界からの銀需要の増加を避けるのに⼗分ではないことを⽰しており、 TOPCon(より⾼度なN型シリコン電池技術で、2019年に初めて規模拡⼤)やSHJ(⾮常に効率的なシリコンヘテロ接合太陽電池)などの⾼効率技術への移⾏は、銀の需要を⼤幅に増加させ、価格と供給のリスクをもたらす可能性があります。 」これらの仮定では、2022 年末までに世界の太陽光発電量が 1 テラワット、2050 年までに 15 〜 60 テラワットになると想定しています。

投資は自己責任、自己判断でお願いします。

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